以前、広角レンズ逆付けでの高倍率マクロ撮影を試しましたが、調べていくと簡単により高倍率な撮影をする方法があるとのこと。
なんでも望遠ズームの先に広角レンズを逆付けするだけらしいので、とりあえず試してみました。
上がその構成。下は大きさ比較用のシグマ50-500mmです。
構成の内容は、まずD5100にダブルズームキットの55-300mmを取り付け。
次に58-52mmのステップダウンリング、KENKOのOMリング(オスオス)をフィルター部分につけていき、そこに18-55mmを逆付するというもの。
最初にダブルズームキットを購入していてレンズは揃っているので、
・Kenko 52mm OMリング ¥1300
・Kenko ステップダウンリング58-52mm ¥900
・Nikon オートリング BR-6 ¥3600
・Kenko 52mm MC プロテクター ¥800
と、追加6600円ほどで完成。
下2つは以前の18-55mm逆付の際に購入していたので、今回の追加は2200円ほどです。
BR-6からワイヤーレリーズを外してありますが、これは55-300のほうで絞りの調整ができるため。
この場合ではBR-6の半値近いBR-3でも良さそうですね。
組み立ては接続リングを組むだけなので、早速試験撮影をしました。
高倍率マクロ撮影の解像度試験として一万円札のホログラム部分を使う方法が紹介されていたので、今回は簡易ですがその方法をとりました。
まず参考にAF-S Micro NIKKOR 85mm での等倍撮影。
トリミング無しの縮小です。
これだけでも肉眼で確認できないホログラムの文字がいろいろと見えます。
次に、18-55mmを逆付した場合の最大倍率での撮影です。
こちらもトリミング無しの縮小です。
ホログラムの中央下側の部分です。
これだけでも上の画像と比べて高倍率であると言えます。
これが今回の18-55mm逆付+55-300mmの撮影。
最大倍率になるように18-55mmは広角端の18mm、55-300mmは望遠端の300mmとしています。
上の画像の中央にあるNの文字です。
このNの文字を構成する四角形は1辺10μm、四角形同士の間隔が3μmらしいです。
一応四角形が確認できるので10μm単位のものなら写せるということですかね。
比較用にPENTAXのWG-3での撮影。
1cmマクロモードで光学4倍ズームでの撮影です。
こちらは同条件でデジタルズーム28.8倍での撮影。トリミング無しでここまで拡大できます。
1mm方眼紙を使えばある程度倍率を計算できるのですが、今回は用意がなかったのでまた後日に。
続けて解像度の確認試験。
撮影画像を1000x1000でトリミングした後、800x800に縮小してあります。
18-55mm逆付で撮影した画像。
なんとなくNの文字に線が入っているのがわかるくらい。
こちらは18-55mm逆付+55-300mmでの撮影画像。
輪郭が滲んでいますが一応四角形を確認でいます。
PENTAX WG-3、1cmマクロモードで光学4倍ズームのもの。
18-55mm逆付より綺麗に写っています。
同デジタルズーム28.8倍の画像。
あまりはっきりとは写っていないですね。
こちらの色が黄色いのは光源の問題です。
とりあえずいろいろと条件を変えて撮影してみましたが、この18-55mm逆付+55-300mmの構成はよさそうですね。
目的としては昆虫の高倍率撮影をしたいので、これだけの高倍率撮影ができれば十分対応できそうです。
18-55mm逆付よりも撮影が楽というのも良いです。
問題としては防振対策でしょうか。
撮影場所がウッドカーペットで動きやすかったり、本気での撮影には適していないです。
今回の撮影も防振をしっかりとすればもう少し解像度が上がったと思います。
三脚の固定とか照明とかも考えないとですねぇ。
重量のある台にカメラと撮影対象を固定するような撮影ブースを作ったほうがよいかもしれませんね。
この点がどうにかなれば非常に有効なので、対策について要検討です。
なんでも望遠ズームの先に広角レンズを逆付けするだけらしいので、とりあえず試してみました。
上がその構成。下は大きさ比較用のシグマ50-500mmです。
構成の内容は、まずD5100にダブルズームキットの55-300mmを取り付け。
次に58-52mmのステップダウンリング、KENKOのOMリング(オスオス)をフィルター部分につけていき、そこに18-55mmを逆付するというもの。
最初にダブルズームキットを購入していてレンズは揃っているので、
・Kenko 52mm OMリング ¥1300
・Kenko ステップダウンリング58-52mm ¥900
・Nikon オートリング BR-6 ¥3600
・Kenko 52mm MC プロテクター ¥800
と、追加6600円ほどで完成。
下2つは以前の18-55mm逆付の際に購入していたので、今回の追加は2200円ほどです。
BR-6からワイヤーレリーズを外してありますが、これは55-300のほうで絞りの調整ができるため。
この場合ではBR-6の半値近いBR-3でも良さそうですね。
組み立ては接続リングを組むだけなので、早速試験撮影をしました。
高倍率マクロ撮影の解像度試験として一万円札のホログラム部分を使う方法が紹介されていたので、今回は簡易ですがその方法をとりました。
まず参考にAF-S Micro NIKKOR 85mm での等倍撮影。
トリミング無しの縮小です。
これだけでも肉眼で確認できないホログラムの文字がいろいろと見えます。
次に、18-55mmを逆付した場合の最大倍率での撮影です。
こちらもトリミング無しの縮小です。
ホログラムの中央下側の部分です。
これだけでも上の画像と比べて高倍率であると言えます。
これが今回の18-55mm逆付+55-300mmの撮影。
最大倍率になるように18-55mmは広角端の18mm、55-300mmは望遠端の300mmとしています。
上の画像の中央にあるNの文字です。
このNの文字を構成する四角形は1辺10μm、四角形同士の間隔が3μmらしいです。
一応四角形が確認できるので10μm単位のものなら写せるということですかね。
比較用にPENTAXのWG-3での撮影。
1cmマクロモードで光学4倍ズームでの撮影です。
こちらは同条件でデジタルズーム28.8倍での撮影。トリミング無しでここまで拡大できます。
1mm方眼紙を使えばある程度倍率を計算できるのですが、今回は用意がなかったのでまた後日に。
続けて解像度の確認試験。
撮影画像を1000x1000でトリミングした後、800x800に縮小してあります。
18-55mm逆付で撮影した画像。
なんとなくNの文字に線が入っているのがわかるくらい。
こちらは18-55mm逆付+55-300mmでの撮影画像。
輪郭が滲んでいますが一応四角形を確認でいます。
PENTAX WG-3、1cmマクロモードで光学4倍ズームのもの。
18-55mm逆付より綺麗に写っています。
同デジタルズーム28.8倍の画像。
あまりはっきりとは写っていないですね。
こちらの色が黄色いのは光源の問題です。
とりあえずいろいろと条件を変えて撮影してみましたが、この18-55mm逆付+55-300mmの構成はよさそうですね。
目的としては昆虫の高倍率撮影をしたいので、これだけの高倍率撮影ができれば十分対応できそうです。
18-55mm逆付よりも撮影が楽というのも良いです。
問題としては防振対策でしょうか。
撮影場所がウッドカーペットで動きやすかったり、本気での撮影には適していないです。
今回の撮影も防振をしっかりとすればもう少し解像度が上がったと思います。
三脚の固定とか照明とかも考えないとですねぇ。
重量のある台にカメラと撮影対象を固定するような撮影ブースを作ったほうがよいかもしれませんね。
この点がどうにかなれば非常に有効なので、対策について要検討です。