2013年11月

ギア雲台やシグマ50-500mmレンズに対応するような三脚ということで、スリックのPRO700DXを購入しました。

最初はキタムラなどで物色していたのですが、小型三脚は数個ありましたが中・大型のものは一個ずつだけ。
それもカーボンの高級品でとても手が出る額ではなく・・・。
ヤフオクもチェックしましたが、中古で買うには値段が高く程度もそれなり。
最終的にはケンコーのオンラインショップでアウトレット品を購入しました。

購入したのはPRO700-DXの三脚のみのもので、輸出用棚ズレ品というB級品?ワケあり?のものです。
アマゾンにケンコーが出品していたのでそちらで注文しました。
現物が届いて確認しましたが、どこが問題あるのかはわからなかったです。

イメージ 1
マンフロットのギア雲台410を取り付け。
安定感がすごいです。
PRO500と迷ったのですが、1ランク上の此方にして正解だったかな。
センターポールを上下入れ替えて雲台を下側に向ければ超ローアングル撮影もできるそうで。
エレベーターはギア式ではありませんが、基本的に使わないので大丈夫。
確かに手で持ち運ぶには少々重いかなぁと思いますが、肩にかけたり背負ったりするぶんには問題なし。
移動も車かバイクなので困らないですね。


イメージ 2
付属のケースには雲台を取り付けたまま収納できます。
雲台周りにクッションでも巻いておけばそのまま持ち運びできますね。

これでギア雲台と三脚が揃ったので、来月はアイソン彗星の撮影に持ち出すぞーと思ったのですが・・・。
ヤフーニュースで動画を見ましたがアイソン彗星が消滅したらしいとのこと。
完全に消滅したかどうかはまだ確実なことは言えないそうですが、少なくとも今後明るくなったり尾が伸びたりする可能性は無いだろうという話です。
・・・・・・機材どうしようかなぁ。
12月14日の15時にふたご座流星群が極大らしいので、12~14日の夜に流星群狙おうか・・・

アイソン彗星の近日点通過にできるだけ近く、天気との都合で観測できるギリギリということで、今朝二回目の撮影に行ってきました。
前回は夜中に出発して大井川河口野鳥公園に行きましたが、今回は近くの海岸の堤防の上から撮影。
彗星が観測できるのが夜明けギリギリということで早起きして出かけました。
目覚ましを忘れていたのに予定時間ピッタリに起きることができて少々感動。

午前五時前に現地に到着して撮影準備。
今回はダブルズームキットの純正55-300mmを使用しました。
シグマの50-500mmと比較してどちらのほうが画質が良いか悩みましたが、どうせ合成やら編集やらするので明るい純正としました。

今回初使用のマンフロット ギア雲台は素晴らしいですね。
安物三脚の一体側雲台と比べるような物ではないのですが、目標をピタリと狙えることに感動。
最初の無限遠合わせからストレスなく作業できて、ひさびさに買って大成功なものでした。
これで三脚もまともなものに変える必要が出てきてしまいましたが・・・

イメージ 1
機種 : NIKON D5100
露出時間 : 3.00秒
レンズF値 : F4.5
ISO感度 : 1000
オリジナル撮影日時 : 2013:11:24 05:35:00
レンズの焦点距離 : 55.00(mm)

肉眼でもカメラの液晶でもアイソン彗星は確認できず。
国立天文台のHPによると水星と土星の中間すぐ右側にあるそうで、とりあえず水星と土星を広角なら画面中央、ズームなら画面左端に写るようにして撮影。
帰宅後にコントラスト最大にしてみました。
すると水星と土星の右側にそれらしき星がギリギリ見えるかどうか。

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この白丸のどちらかかなぁといったところ。
明るさを下げてコントラスト最大にしているのでだいぶ暗い画像ですが、この時すでにだいぶ明るくなっています。

その時はこのような感じ。
イメージ 3
露出時間 : 2.00秒
レンズF値 : F4.5
ISO感度 : 200
オリジナル撮影日時 : 2013:11:24 05:52:02
レンズの焦点距離 : 55.00(mm)
こちらは15分ほどあとの撮影ですが、ISO感度から露出時間から下げてもこれだけ明るく。
正面が伊豆半島とその向こうの太平洋上に雨雲が。
撮影開始直後に伊豆半島の上にも雲がかかって、水星が確認できる頃には明るくなってきてしまいました。
水平線から上がった直後位ならアイソン彗星も確認できたとおもうのですが・・・

前回は雲がなく水平線から上がった直後から観測できたので、今回雲で見えなかったのは残念でした。
風が無くて撮影環境はよかったのですが。
明日は曇り~雨の予報なので、近日点通過前はもう撮影の機会はなさそう。
12月5~6日ころにまた撮影に出ようと思います。





勢いでManfrotto 410 ギア付きジュニア雲台を買ってしまったのでとりあえず取り付け。
イメージ 1
三脚まで手がまわらないので、いままで使用していた三脚に取り付けています。
三脚はVelbonのEX-430という比較的コンパクトになる雲台一体型のもの。
しょうがないので雲台が二重になっています。

イメージ 2
D5100にバッテリーグリップ、シグマ50-500mmを取り付けてギア雲台に取り付け。
安定性に不安がありますが、ギア雲台の可動範囲である仰角30度まで使えます。
カメラから離れなければ大丈夫かな。

とりあえず対策として、
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こんな部品を作って
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このように三脚の中心棒に差し込んで、ボルトを締めることでゴムが変形して固定されます。
S字フックなどで水の入ったペットボトルを吊るしたりする予定。
おもりを付けることでそのままよりも安定すると思うので。

ちなみに使用したゴムはこれ。
イメージ 5


今週末~来週頭の天気が悪くなる前にもう一度アイソン彗星の撮影に行く予定です。
ギア雲台が間に合って何より。
だいぶ明るくなって尾もよく見えるようになったそうなので、前回の反省を生かして再チャレンジですね。
前回みたいに天候が良ければいいのですが。

天候がよさそうだったので、予定よりも早いですがアイソン彗星の撮影に行ってきました。
機材は、D5100+シグマ50-500mmです。

彗星の撮影は初めてなので、機材のセットやら彗星の補足やらに手間取ることを考えて午前二時半と早めに出発。
夜食の買い出しを済ませて目的地についたのは午前3時すぎでした。
撮影場所は大井川河口野鳥公園の堤防の上。
2~3m高い場所で椅子や三脚を展開する十分なスペースと安定性がありました。

彗星の位置はiphoneアプリのVixen Comet Bookや天文学3D+などで確認しつつ、アプリのコンパスや傾斜計でカメラをセット。
獅子座のレグルスと火星、スピカを結んだ線のあたりにアイソン彗星が現れるということで、それらの星を捕捉しつつ出現を待ちます。
イメージ 1
レンズの焦点距離 : 50.00(mm)
ISO感度 : 2000
露出時間 : 10.00秒
レンズF値 : F4.8
トリミング無し。

写真中央上に彗星が確認できます。中央の明るい星はスピカのはず。
海面の光は漁船のものです。
オリジナル撮影日時 : 2013:11:16 04:29:45

イメージ 2
画面中央に彗星を捉えたもの。
撮影条件は同じです。
オリジナル撮影日時 : 2013:11:16 04:41:32

イメージ 3
レンズの焦点距離 : 116.00(mm)
レンズF値 : F5.3
若干ズームで寄りました。
オリジナル撮影日時 : 2013:11:16 04:50:31

イメージ 4
一枚目、二枚目と同じ条件で撮影。
オリジナル撮影日時 : 2013:11:16 05:12:36
明るくなってきました。

イメージ 5
露出時間 : 10.00秒
レンズF値 : F6.3
ISO感度 : 2000
レンズの焦点距離 : 500.00(mm)
オリジナル撮影日時 : 2013:11:16 05:05:33

ズームで目一杯寄ってみました。トリミング無しでこれだけとれます。
望遠で固定撮影のため十秒程度でも星が流れてしまいました。
赤道儀を使うか、2~4秒程度の露出にして合成したほうが良さそうです。


初めての撮影としては、彗星を撮ることができたので一応成功です。
反省としては、ズームを欲張らず、トリミング前提で200-300mm程度で撮影したほうが良さそう。
星の流れる量が少なくなりますし。
その時は純正の55-300mmのほうが明るいレンズなので、そちらでも良いですね。

撮影開始は4時からで十分でした。
伊豆半島の影になり、また半島の上の霧かなにかでしばらく見えないので、三時半に水平線から上がっても見えません。
4時過ぎにセット開始、4時半から撮影ですねぇ。

前半戦は20-25日辺りにもう一回撮影に行きたいですね。
大井川河口野鳥公園は釣り客の車が多く出入りするので次回はパス。
今回撮影して、微動用のギア雲台が非常に欲しくなりました。
次回か、できれは12月の後半戦までには購入したいところ。
一番安いもので二万ほどするので、どうにか予算を捻出したいです。

それまでは今回撮影した画像の合成に挑戦しようと思います。



雨上がりで空気が澄んでいそうなことと、ちょうど雲が少なく天気がよさそうだったのでアイソン彗星の撮影に行ってきました。
イメージ 1
撮影したうちの一枚を適当に調整とトリミング。
いろんな条件で二百枚ほど撮ってきたので整理しないと。
彗星の画像合成などもやる予定。

反省もありますがとりあえず寝てからだなぁ

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